私はそんなに興味を持続させづらい女なのか。

綿

優しさのつもりで 私を締めにかかる 真綿のような君の言葉

果たして私はどんな顔をしていたのか

大きなトランクに荷物が詰められ 部屋の荷物が少しずつ減り やがて彼女は出てゆく 彼女が選んだことなのに それがひどく寂しい ここではないどこかへ 自分を知らない地へ

見知らぬ土地において カーナビゲーションシステムを 全身全霊で信用してはいけない 妙に最短距離を選択して 夜に山道を走ることになるぞ 私は昨夜、旅先でやられた 雨降る知らない山の中 後ろから煌々と照らされ煽られながら 何度叫んだことだろう 「山越え…

ここは暗くて涼しい洞窟の中 すれ違う人もおらず 鍾乳石から水の滴る音がする 己の足音響き渡りて 私の歩みはどこへ向かうか 誰とも分かち得ないこの歩みはどこへ向かうか ふと手元の電話に手にするも 圏外と表示 ここは孤独の洞窟の中 数百年の時を経た こ…

景色が変わっていくのが好きだ。 突然大きな工場が現れたり、 風力発電機が見えたり、 海沿いを走ったり、 撮りたいと思う景色を撮るのが好きだ。 小さな画角におさまるはずのない景色を 何とかおさめようとして おさまるわけのないことにまた気づく。 そし…

真夏の屋上駐車場 熱せられた軽四に家族四人が乗り込んでゆく こんな生活をする日が巡ってくるのかな いや、来ないな

私は時々、狂気を孕む。

私が目をつぶって抱かれるのは 彼が私のことなんてちっとも見ていないから 私が彼を見下ろして笑うのは 彼があまりにも可愛らしいから

そこに愛はないけど なんて興味深い生き物なのだろう なぜそこに愛がないのだろう

私の読みが当たりました 喜んだのも束の間 恋人の話をされ ダメージを喰らっています 「だからお前は幸せになれない」と 嘲笑われているかのような現実模様 現場からは以上です

人が私にどんどん飽きていく その様を 胸を締め付けられながら 静観している そんなに興味ないか そんなに持続せんか

女は自分を取り巻く環境で、語りの主語を変える。

四年ぶりに会った人に 「なんか雰囲気変わったな」 「表情が柔らかくなったわ」 と言われた 四年前の私はおそらく 「強くあらねば」 「流されてはいかん」 と歯をくいしばっていた 何かに取り憑かれたように

「これ食べてみ、初キスの味」 差し出されたのは、海ぶどう あなたの初キスは磯ですか

正しさは各々のもの

三日経てば忘れてしまうくらいの何気ない話をした後、「おやすみ」と言って電話を切る。 一日の終わりをどう過ごすか、は案外重要。

今日の私は無敵だと思い込ませて ツイッターなんぞを覗いてみたが あっさり退却してしまうほど敵はいた ありがとうございましたさようなら

もしかして あれが 私の 人生ラストセックスか

私は変化を嫌っているのだろう 呪いのように 「あなたは粘り勝つのだ」と 言われ続けたからかもしれない 変化に対応する気持ちが追いついてこない 誰かが 「大丈夫大丈夫」って 優しくあやしてくれたら 「うるせー!」と思いつつ 変化を受け入れられるのかも…

生き急ぐことと 死に急ぐことは おなじ

世の中は二択じゃないけど 最近私の脳内は二択で 答えを迫っている それが賢明でないことを知りながら これ生き急いでんのかな

あほやから考えて かしこいから考えないのかもしれない

とても素敵な美術館で ガラスの作品で 背中合わせの二人が座っているのを見た こうゆうのあるよな と どうゆうことかと言うと 思い合っているけれど 抱き合うほどではなくて 敵に取られたくない背中を合わせて 各々の方向を見据える 時に支えるということは …

私にとって 旅は大いなる現実逃避だ と思い知る 私のことを知らないところへ行きたい 職業も人柄も 過去も今だって 何も知らない人たちにまみれて 私の中にこれまでにあるものに気づく 行き当たりばったびもなかなか乙なもの だが 時に無計画さに足元をすく…

男子高生が 友人らとはしゃぎながら 噴水の中央で踊っている 中央から水が出ないのをいいことに 楽しげに笑い声をあげながら踊っていた が 一時間に一度 中央から水が出る仕組みだったらしく 男子高生は見事にびしょびしょ 友人と笑い転げたあと 最後はやや…

よく言われることだが 失ってから気づくことは多い と やはり失ってから気づく 彼に好かれている自分が好きだったこと 彼を好きになっていた自分 人を好きになる困難さ 人に好かれる困難さ 恋やら愛やらと語るほどでもない くだらないあほな話

連絡が来なくても死なない 返信が来ないくらいで泣いたりしない でも 既読になったかしら? と どこか待っているし きっと返信が来たら喜んでしまう ということは まあそうゆうことです

私は仕事において要領が悪いのが本当に嫌いだ。 そして、他人に不必要にごちゃごちゃ言われるのも本当に嫌いだ。 私が掻き乱されるとどうなるか。 ある程度のラインまではヘラヘラ笑って誤魔化す。 その為なら見え透いた嘘も堂々とつく。 だが、自分の扱いへ…