母校の中学生の演奏会を見る。

一年に一度、ほぼ必ず、見る。

 

OB出演、という誘いもあるけれど、

私は見ることにしている。

 

「この中に原点がある」といつも思う。

 

指揮棒が下りる瞬間。息。音の渦。

脚本を書くことの面白さ。

見せるということの奥深さ。

 

大事な仲間と共に、大好きな人たちに見守られて演奏することの尊さ。

 

客観的に「見ること」の大事さを思い知る。

 

ああ、見てよかったと思う。

 

私は、耳にも目にも楽しい舞台を作りたい。

演奏者も聴衆も楽しい舞台を作りたい。

 

果たしてそれは実現するだろうか。