2019-01-01から1年間の記事一覧

もち米三升洗う二日酔い

男に名前を呼ばれるのが好きだ

4年ぶりに Happy birthday を送った 淡々としたやりとり 名前すら呼ばれない もう私を好きだった彼はいないんだと 私は愚かなことをしたと 思い知る

ふとしたやりとりで 「嫁には向かんぞオイ」と 冗談めかして言われたが 割と深めに響いてしまった

素直が一番=アホは得、は秀逸

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もしかしたら あんな風に 先のことを迫っていなければ 愛されたまま 祝えたのかもしれない記念日 忘れかけては戻ってくる いつまでこんな風に 胸を痛めるのだろう

結局 世の中を渡るには 口が要る 如何に周りを巻き込む話ができるか 私にその口があるのか

他者と向き合うことは 自己と向き合うこと 自己と向き合うことからは 逃れられない 他者との関わりの中で 気づかされることの多さに 今日もまた驚かされる

抜群のロケーションを 私は全くといっていいほど 切り取れなかった 写真 難しい 悲しい

決意表明の朝 変化を嫌う私が 私のためにした決断 吉と出るか凶と出るか 見ておれ

大人になって初めて 消えてしまおうと思った それは不意のことで それに気付いた時 私は震えていた

「一身上の都合」 誰かのせいではない。 何が原因でもない。 私が私の一身のために辞める。

泣いてる私を慰めた優しさと 悩んでる私に正論を突きつける優しさは イコールなのかもしれない

誕生日と知らせず 一緒に一日を過ごす 珈琲を飲み ケーキを食べた 秘密を抱えている たくさんの秘密を

私は今、数年前に、35までに子どもを産みたいからという理由で、6つ下の夢追い恋人とお別れしたことを、とてつもなくぼんやり後悔している。

求められていたキャラクターと 実在の私が異なることは 誰よりも私が知っている インターネッツのおかげで知り合い インターネッツのせいで失うことは 割とありふれたことで だからそれで傷つかないかと言われれば そんなこともなく 私は傷つかない人間には…

綿

優しさのつもりで 私を締めにかかる 真綿のような君の言葉

果たして私はどんな顔をしていたのか

大きなトランクに荷物が詰められ 部屋の荷物が少しずつ減り やがて彼女は出てゆく 彼女が選んだことなのに それがひどく寂しい ここではないどこかへ 自分を知らない地へ

見知らぬ土地において カーナビゲーションシステムを 全身全霊で信用してはいけない 妙に最短距離を選択して 夜に山道を走ることになるぞ 私は昨夜、旅先でやられた 雨降る知らない山の中 後ろから煌々と照らされ煽られながら 何度叫んだことだろう 「山越え…

ここは暗くて涼しい洞窟の中 すれ違う人もおらず 鍾乳石から水の滴る音がする 己の足音響き渡りて 私の歩みはどこへ向かうか 誰とも分かち得ないこの歩みはどこへ向かうか ふと手元の電話に目をやるも 圏外と表示 ここは孤独の洞窟の中 数百年の時を経た こ…

景色が変わっていくのが好きだ。 突然大きな工場が現れたり、 風力発電機が見えたり、 海沿いを走ったり、 撮りたいと思う景色を撮るのが好きだ。 小さな画角におさまるはずのない景色を 何とかおさめようとして おさまるわけのないことにまた気づく。 そし…

真夏の屋上駐車場 熱せられた軽四に家族四人が乗り込んでゆく こんな生活をする日が巡ってくるのかな いや、来ないな

私は時々、狂気を孕む。

私が目をつぶって抱かれるのは 彼が私のことなんてちっとも見ていないから 私が彼を見下ろして笑うのは 彼があまりにも可愛らしいから

そこに愛はないけど なんて興味深い生き物なのだろう なぜそこに愛がないのだろう

私の読みが当たりました 喜んだのも束の間 恋人の話をされ ダメージを喰らっています 「だからお前は幸せになれない」と 嘲笑われているかのような現実模様 現場からは以上です

人が私にどんどん飽きていく その様を 胸を締め付けられながら 静観している そんなに興味ないか そんなに持続せんか

女は自分を取り巻く環境で、語りの主語を変える。

四年ぶりに会った人に 「なんか雰囲気変わったな」 「表情が柔らかくなったわ」 と言われた 四年前の私はおそらく 「強くあらねば」 「流されてはいかん」 と歯をくいしばっていた 何かに取り憑かれたように