景色が変わっていくのが好きだ。

 

突然大きな工場が現れたり、

風力発電機が見えたり、

海沿いを走ったり、

撮りたいと思う景色を撮るのが好きだ。

 

小さな画角におさまるはずのない景色を

何とかおさめようとして

おさまるわけのないことにまた気づく。

 

そして、もう私の目で見るしかないのだというところまで何らかの何かに追い込まれる。

 

私の見ている景色は私にしか見えていない。

 

こんなに虚しいことがあるのだね。